この時期は学校の就職説明会などに呼ばれることもあり、これから理学療法士になる学生に対してデイサービスや地域リハビリの魅力を伝えることがあります。
実際に新卒からデイサービスを選択する療法士って本当に一握りで、さらに具体的にやりたいことの目標を明確にもってデイサービスを選ぶ新人さんはほとんどないのが実際ではないでしょうか。
ただ、最近はいろんな学生がいて、地域リハビリへの感度も高く、めっちゃくちゃ行動してる子がいるのも確か!
そんな中、去年は自分の母校での就職説明会後にアルモに興味をもってくれた学生がいました!
そして実際に就職してくれた新卒スタッフの声はこちらより!
今ではそんな彼もアルモの即戦力として、他の理学療法士同様に大活躍をしてくれています。
改めて当時(PTになりたてのころ)を振り返った時に、正直自分もデイサービスのイメージってあまり良くなかったし、
そこで働いてる療法士や、地域を通してできることの可能性って全く知るすべもなかった(もちろん自分が卒業した頃と、今では大きく状況は違いますが)のが実際です。
だからこそ今は積極的に実習生をとりながら、地域リハビリの楽しさやデイサービスでの可能性を自分なりにリアルな言葉や経験で伝えていくことが、
経営者としての理学療法士である自分の役割だとも思っています(少し偉そうにはいいましたが…)!
だけど実際はまだまだデイサービスに対するイメージも、新卒から地域にくることに関しても、否定的な人は多く、
新卒でアルモにきた彼の周りの同期数名も、実際にアルモに興味を示してくれた人がいたようですが、
- 病院で3年ぐらい経験してからかな…
- 今はまだデイサービスは良いかな…
と、敬遠する人が多かったようです。
そんな中、彼自身は来年以降も自分みたいな若手スタッフを採用してもらえる保証もないし、そこに座れる席もあるかないかわからないからこそ、今このタイミングしかないと入職を決めて、説明会の後にすぐ連絡をくれて話を聞きにきてくれました。
まさにその彼の行動力をみて、アルモとしても初の新卒採用を決意したことを覚えています!
改めてそこで感じたのが、
- 行動に移せることの重要性
- 自分がやりたいと思ったことに対するスピード感
- 将来を見据えた情報収集
この3点がすごく大事だと感じました!
正直この先の介護保険制度なんてどうなるかはわからないし、その中で世の中的には介護スタッフの賃金をあげろという声はあっても、療法士の給料をあげろという声はあまり聞こえない(当事者たちはあがれとは思っていますが)。
そしてデイサービスや訪問看護での地域における療法士の価値も、介護保険制度の中では今の流れ的な傾向をみても、正直今後良くなる可能性は極めて低いと思っている。
そうなった時に
可能性がないからと諦めるのか?
その中で自分達の価値をみつける努力をするのか?
ここは大きな分かれ目だと思っています!
正直これがすごいことでもなんでもなく、そして正解ということでもなく、自分の軸(理学療法士としてこうなりたいといった原点のような部分)をブラさず、行動した結果だったんだなと改めて思いました!
だからこそ、そこに立ち向かってる会社や先頭を走る療法士として、実際に今何を目指しているのか?これからどこに舵を切ろうとしてるのか?
その全体像を一緒に見て、その中で今の状況を一緒に経験・体験し、新しい何かを作っていく過程を必死でみせようとしているんだと思います!
そして当たり前だけどこんな機会って、病院などでは中々味わうことができないのではないかなとも思っています!
だからこそ、そこを選択した彼にはもちろん自分の持てるもの、経験してきたことは出し惜しみなく伝えるし、
時には任せ、より多くの経験や機会を与えることをしていくことが、こういった小さな会社としての強みだとも思っています。
そういった意味でも、彼の行動力は本当にすごいなと感心するし、正直たらればにはなるけど、
自分が今新卒の立場に戻った時に、今みたいな世の中の流れや状況を見たり知った時には、デイサービスや地域リハに少しでも興味があれば、
絶対早い段階からチャレンジする!
それが正解か失敗かなんて全然わからないけど、それを正解に持っていく努力は最大限していく覚悟だし、スタッフにもそこにはどんどんチャレンジしてほしいと思っています!
それが少なくとも自分が理学療法士になった原点だろうし、やりたかったことだと思っているから!
そういった意味でも今回学生のみんなには改めて難しい問いである
というメッセージをあえて送ってみた!
実際に自分の話を聞いて何を感じてくれたかはわからない。
これを聞いてなお、病院でという選択肢ももちろんあって良いし、そっちの方がやっぱり安定はしていると思う!
だけど、自分の人生、自分がどんな理学療法士になりたいかが明確になれば、時にはおもいきった決断することも悪くはないなと自分は感じていて、
自分自身経営者になったこと、そしてデイサービスを立ち上げたことに一切後悔はしていない!
むしろ病院時代より自分のやりたいことが自分の努力と仲間の力次第で、いくらでも叶えられる可能性を感じているのも事実!
旅行支援やシニアの遊び場、そしてカフェ事業なんかも自分がやりたかったこと!
だからこそ、こういったことを少しでも夢見る療法士には伝えていきたいと、ふと資料を作りながら感じたので、ここのブログにも残そうと思いました!
そんなアルモも来年にはようやく3年が経過します!
今は中津、都島と2店舗ですが来年には福島区にも新規オープンを目指しています!
そして今のモデルがある程度形になれば、今後は大阪市全域にといった目標も持っています!
当たり前だけど、そこの管理者や施設全体を作っていくのは紛れもなく1日でも早くアルモに入り、アルモの形を一緒に作り上げてくれたスタッフにお願いしたいと思うわけで、
そういった意味でも新卒や若いうちからでもデイサービスに来ることは自分だったら必ずチャレンジすると思います!
アルモではそんな熱意ある療法士をまだまだ積極採用中(もちろん人数制限があるので、正直採用基準は今後どんどん上がると思っています)!
是非気になる方は一度話でも聞きにきてください!