リハスタジオアルモ都島の管理者、そして若手PTの羅針盤としてのGrow Squareの発起人の村上です!
7/21に東京で開催されたデイフェス2024に前夜祭から参加し、沢山の学びの中から若手管理者としてすぐに実践できる内容をブログにまとめたので是非ご覧ください!
セッション1.そんな営業ではデイの魅力は伝わりません!~営業のコツ教えます~
- リハプライム株式会社 半田和徳様
- 株式会社ベストライフ 吉元哲兵様
- 株式会社RARECREW 日下部竜太様
より営業戦略について話を聞きました!
僕自身、都島店がオープンしてからの1年間は現場に注力していたため営業に殆ど回る機会が無く、今年4月に大幅に人員増大したことで現場をスタッフたちに任せられるようになり、営業に出始めました。
とはいっても自分自身理学療法士としての3年間の中は病院勤務が主で、営業にでたこともなければ学んだことも無かったので、何をどうしたらいいのかわからず全くのお手上げ状態。
代表の中上も既存店舗の現場で奮闘中のため、とりあえず当たって砕けろ精神で望んでいましたが、挨拶くらいで魅力を伝える時間がなかったり、名刺交換も出来ない事もよくありました。
どうすれば自社の魅力が伝えられるのか?
今回のデイフェスでまず学んだことは「ケアマネさんのことを把握する」という事です。
どこの事業所に何名在籍しているのか?名前は?特徴は?
そして、ケアマネさんはなにに困っているのか?
を先ずは把握する事が肝心だということ!
確かにいきなり訪問して自社の魅力だけを伝えようとしても営業なれしているケアマネさんからすると
「またか営業か…、時間がもったいない」
という風に思われ早々に切り上げようとすることも納得です。
つまり一方向でのコミュニケーションでは決してダメだということ!
いかにその人の手助けを出来るかを”接触頻度”を増やしながらゆっくりと伝えられるかが大切だと学びました。
また自社のことをケアマネさんがどれだけ把握しているかも5段階に分けて
- 認知(存在を知っている)
- 理解(サービス内容を理解している)
- 興味(問い合わせがくる)
- お試し(1名紹介をもらう)
- 関係性構築(リピートしてもらえる)
のように、段階によってコミュニケーションのとりかたを変えていく必要性があることも学びました。
どれだけいいサービスでも、伝える技術や信頼してもらえる人間性が備わっていなければご利用者様にもケアマネさんにも届きません。
そのために基本的な挨拶やお礼、細かい報告や気配りに、チーム全員がこだわっていけるようにまずは管理者として自分自身が発信、体現していくこと。
まずはこれらを意識していくことから営業活動に望んでいこうと思います!
こちらの営業セッションに関しては、同じくアルモ都島スタッフの長野もまとめていますので、是非読んでみてください!
セッション2.空気の読めないスタッフにどう対応していますか?
- 合同会社 P=BEANS 坂元玲介様
- 株式会社リハビリコンパス 鈴木章裕様
- 株式会社ありがたい 井出雄大様
- BodyPioneer株式会社 永田慎伍様
より、チーム作りについて学びました!
僕自身、管理者に就任して今一番こだわっているのがこの【チーム作り】。
チームマネジメントも初めての経験でトライ&エラーを日々繰り返しています。
アルモは介護施設としては珍しく若いスタッフが大半を占めており、接遇面・環境整備面で自分自身も含めて経験が少なく至らない点も多々あるのが実情です。
そこも含めて全てを会社に求めるのではなく、自分達で作っていくことも僕自身がやるべきことだと思っています!
大前提、教育と育成は別物で、ここは違ったアプローチ方法が必要だということを知りました。
- 教育=会社のルールを守るための基準を学ぶ
- 育成=その人の強みや専門性を伸ばして仕事を与える
教育に関しては、会社として当たり前の行動を定義し提示する(挨拶をする、お礼をいう、使ったものを片づける、次の人が使いやすいようにするetc…)
それをチェックリストなどを用いて徹底して伝えていく!
そんな取り組みも行われている施設さんもあるようでした。
自分自身当たり前と思っていても一人ひとり価値観が違うためズレは生じると思います。
そこで生じる衝突や摩擦を減らし、尚且つ施設全体のレベルを底上げするためにも、当たり前の行動の定義と提示は、是非アルモ内でも今後積極的に取り組んで行きたいと思いました。
よく社長がいっている、会社の風土や雰囲気は自分達で作るもの!
これをこれからも自分が先頭にたって体現していきながら、アルモのチーム作りにまだまだ奮闘していきたいと思います!
番外編.『組織のNo.2とは』〜前夜祭での尊敬する社長の助言〜
今回のデイフェスには前夜祭から参加しました。
Think body japanの小幡社長と同席させてもらった際に、
「社長と意見が同意見なことが多く、やろうということに殆ど賛同の意見しか自分からでないんです。
本当は共感だけではなく別の意見も聞きたいのでしょうか?社長としてNo.2はどんな存在でいて欲しいですか?」
と自身の悩みをガチ相談しました(笑)!
その返答として、「社長ももちろん成長していく中で、会社の理念や行動指針から外れたことをいう事もある。
その時にNoを言えるように、No.2が一番会社の理念や行動指針を体現していなければならないよ。」
と貴重なご意見を頂きました。
小幡社長曰く、
- 社長=教祖
- No.2=宣教師(教えや決まり事を伝える存在)
- スタッフ=教徒
のような組織をイメージされているようで、組織のNo.2は宣教師として、理念や行動指針を体現するだけではなく、
それを声や行動で伝えていくことも大切で、更に宣教師の立ち位置を増やしていくことも強い組織を作るために今後必要になってくると感じました。
今回、東京で過ごした2日間はとても充実した期間となりました。
帰りの新幹線も社長たちと一緒に駅弁を食べながら、新大阪まで夢を語りながら過ごしたのも最高の思い出です!
自分自身も学んだことを次の世代に伝えていき、『若手療法士の未来を創っていける』存在になれるよう挑戦し続けたいと思っています!
アルモはまだまだ発展途上!
そして自分自身も成長真っ只中!
アルモにきてまだ1年ちょっとですが、ここ1年でかなり成長できたことを実感しており、病院から地域に来たこと、デイサービスを選んだことでみえた世界がたくさんあります。
だからこそ、病院勤務で思い悩んでる人がいたり、PT人生に悩むことがあったら是非話を聞きに来てください。
僕自身、今後もこういったイベントや学びにたくさん参加しながら、これからも会社の発展に貢献していきたいです。