歩行特化型デイサービス

歩行特化型デイサービス

デイサービスのビックイベントに参加!全国の人気あるあデイサービスの取り組みとは?Vol.1

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約6分

先日は東京にて全国のデイサービスに関わる人たちが集まるビックイベント

デイフェス2023 in浅草橋

に参加してきました!

当日は300人以上の方が参加しており、デイサービスに関するシンポジウムだけじゃなく

フェスらしく子供たちが楽しめるイベントや、飲食の提供、多くの企業さんによるブース出店などもあり、

とても楽しい1日を過ごすことができました。

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代表:中上
その後の飲み会でも様々な企業の方とお話しする機会があり、デイサービスの新たな可能性を知ることができました。

素敵なイベントを主催者してくれたデイフェスを運営するBody Pioneerの皆様

フェスの主催を後押ししてくださった数多くの協賛企業の皆様には本当に感謝しかありません。

ブログ内で当日の内容全てをお伝えすることはできませんが、特に印象に残ったことを記録として残しておこうと思います。

参加したかったけど行けなかった、どんな内容か気になる、次回は参加したいといった方のご参考になればと思います。

赤字率47%の業界で生き残るデイサービスが取り組んでいる5つのポイント

シンポジウム①

株式会社RARECREWの日下部社長からは、『デイサービス事業における営業戦略』について、

営業と聞くと、居宅事業所などに出向き、ケアマネさんに直接チラシを渡し施設紹介をする飛び込み営業をイメージされる方が多いのではないでしょうか?

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代表:中上
オープン当初は僕もスタッフと一緒に営業に日々走り回っておりました!

もちろんだいたいは上記のように直接事業所にお伺いするケースが多いのですが、ケアマネさんも日々の業務などで忙しく、

営業も自分達だけでなく他のデイサービスや訪問看護など多事業所からもたくさん営業を受けます。

そんな時に一人一人の話をゆっくり丁寧に聞くことはできません。

もちろん営業スタッフのことを覚えたり、一度挨拶に伺った程度の事業所のことを記憶しておくのは非常に難しいです。

大事なことはいかにインパクトや印象を残し、施設のことを覚えてもらえるかですが、

ただ闇雲に挨拶にいっても覚えてもらえません。

そのケアマネさんが何に困り、自社がどういった施設で、何を強みとしながら、どういったサービスを届けるのか?

ここをどれだけ明確にできるかが重要になり、それを個人のスタッフだけでなく、施設全体としてどうそれを統一していくかも大事になってきます。

そのためには、まずは

  • 自社として何を伝えるべきか?
  • 前回の営業ではどんな会話をしたのか?
  • どれぐらいの接触頻度(関わりの密度)がありそのフェーズで何を伝えるべきか?
  • 前回はいつ訪問したのか?
  • どんな居宅の特性やケアマネさんの特徴なのか?

などなど

こういったことをことを施設間でマニュアル化として整備されているという話を聞くことができ、とても勉強になりました。

アルモではここはオープン時から少しずつ情報として蓄積している部分もあり、やってきたことを改めて見直す良い機会となりました。

続いてベストリハ株式会社の山本さんからは、『デイサービス内におけるスタッフ育成』に関して、

日次・週次・拠点ミーティングなど、それぞれの施設で具体的な数値管理をもとにミーティングを重ね、

それらを基にそれぞれの動きを再確認し、時に修正していく!

こういった数ある情報の中から、会社として何を大事にすべきかを日々のミーティングを通して、

スタッフ教育に取り組む業務体制の整備の重要性を知ることができました。

また入職時期に応じてオンボーディング期間・ラダー期間とそれぞれ分けることで、

それぞれのスタッフにどういった教育体制でサポートしていくかもより具体的な内容を聞くことができ、とても学びとなりました。

アルモではここのスタッフ育成に関しては業務内マニュアル含め、キャリアラダーやそれに伴う報酬体系などもまだまだ整備されてない部分も多いので、

今回の内容などを参考に色々着手していこうと思いました。

デイサービスの事業所において約半数が赤字経営の事業所というデータ(福祉医療機構による2021年のデータ)もあるように、

利用者獲得のための営業戦略やスタッフ確保のための育成制度などは、今後デイサービスの生き残りを考える上でも必須の内容になります。

そのためにも、アルモとしてもうまくいってる各施設の取り組みを咀嚼し、自社の形にアレンジしながら、

より早い段階から着手していきたいと思います!

県外から見学殺到!利用者さんに感謝されるデイの取り組み教えます!

シンポジウム④

令和の虎にも出演された株式会社池田介護研究所の池田社長からは、

「介護をしない」デイサービスとして事業内容や事業展開、具体的な取り組み内容などをお聞きしました。

令和の虎でもプレゼンされていた、高齢者が使用するアプリを用いた仮想デイサービスに関する内容や、

セルフデザインとしての社会・地域の中にどう高齢者さんが関わっていくのか?

実際に農家で収穫したものを漬物や味噌にして販売するなど、高齢者の生きがい・やりがい作りの具体例などは、まさに介護をしない介護施設にふさわしい取り組みで、

今までデイサービス=運動するといった概念を大きく変えてくれました。

その中で気づいた部分としては自社だけの取り組みではなく、地域とどのようにつながりを作って事業展開をしていくかがとても興味深い内容で、この辺りのことはもっと深堀したかった部分です。

是非今後の取り組みにも要チェックしていきたいと思います。

次は、株式会社リハライフサポートの九戸社長から社内大学の話についてです。

社内大学として、自社内で学べる教育コンテンツを作り、経営理念や社内マニュアル、デイサービスで実施する運動プログラムの知識や技術などを動画コンテンツを通して学べたり、

実際の習熟状況の確認から社内SNSなど、よりスタッフが主体的に学べる環境作りをされてる取り組み内容をお聞きしました。

教育コンテンツに関してはできるだけ短いショート動画を使いながら、スタッフに負担なく学べる工夫もされており、

それでいて、内容もより専門的で充実してる部分で、是非弊社でもこういった取り組みは今後着手していきたいとたくさんの学びと気づきを頂けました。

特にこういった部分はデイサービスにおいては、療法士と介護職、看護師など各職種の専門性がバラバラな上に、

多職種間での連携やマネジメントに苦労する部分なので、その辺りをより課題感もって取り組まれてるのはさすがの一言でした。

それぞれのシンポジウムを通して

どの企業様の話を聞いても、デイサービスといった既存の事業にとどまらず、

本当に多くのことにチャレンジしている姿やそれを形にしていくことの重要性(もちろんそれぞれの難しさに関しても)を知ることができました。

そして、こういった企業のやりたいことの具現化のために中のスタッフがどういった動きをしているのか、

会社としてどういった働きかけをしているかの工夫も本当に参考になるものばかりでした。

少し内容が多くなってきたので、後半戦はまた別記事をご覧ください!

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