大阪市北区でデイサービスアルモ中津をオープンしてもう少しで1年が立ちます!
ちょうど1年前のこれぐらいは内覧会や体験会などでバタバタしていた時期になります。
早いもので1年前は利用者様が集まるかどうか?事業が継続できてるかどうか?不安でしかなかったけど、
ありがたいことに利用者様も右肩上がりで増え続け、
数えてみたら、あと少しでアルモに体験にこられた数が200名を突破します。
そしてそして、
実は2店舗目の話が浮上し、それに向けて動いている最中に、
まだこないだろうと思っていたまさかの〇〇がくるという通知が届きました!
そうです、この介護業界にいる方なら誰もが一度は耳にして、必ず肝を冷やす
『実地指導』です。
※現在は名称が変更し『運営指導』という形になっているようです。
オープン1年未満の場所には来ることが多いとは聞いてましたが、知り合いのデイサービスでは1年たっても来てないところが多かったため正直完全に油断しておりました。
もちろん油断して何もしてなかったわけではありませんが、いざ通知がくると焦るものです!
その焦りの正体は何か?
何を隠そう、弊社デイサービスアルモはデイ経験者が0人(医療従事者は5名もいるのに)でスタートした施設になります。
全てが手探りで、いろんなことをスタッフとあーでもない、こーでもないと試行錯誤しながら、まさに本当の意味での0→1をしてきた施設でした。
そのため、
- このやり方があってるのかな?
- 本にはこう書いてあるけど、本当にあってる?
- もっと良い方法はないのかな?
- これって別のやり方で代用できないの?
と、可能な範囲で情報収集しながらも、できるだけ業務のムダを省くよう心がけてもきました。
ある意味、既存のこれはこうという決まったやり方がなかったのも、実は施設運営では今思えばプラスに転じたことがすごく多くあります。
だけど気持ち的にはどこか抜けがあるのではないかと、常に心配はしていました(心配するだけでしたが)。
と、まあこんな形でデイサービス運営がスタートし、それと同時にオープン3ヶ月目ぐらいでもすでに利用者の体験数が50人を超えそうだったので、毎日がバタバタの日々を過ごした経験しかありません。
そのためデイサービスとして提供するプログラムなどは徐々に形が完成しつつも、それを支える内部のこと(いわゆる算定や加算に関する諸々のこと)はまだまだ荒削りだったように感じます。
そして、そういったタイミングでの実地指導だったので、改めて自分達のやり方を見直す良い機会となりました。
通知から約2週間程度の期間があり、準備書類なども事前に配布されるため、ある程度準備を整えた状態で当日を迎えることができました。
最近ではコロナの影響もあり、対面での実地指導の前段階として『集団指導』が実施されているようです。
大阪市では、役所HP内にあるyoutubeよりアンケート形式で回答する形になります。
当日は2名の方が来所され、約3時間ほど滞在され書類の確認や質問などを実施しました。
その中で実地指導でみられたのは大きく以下の5つの項目!
- 人員基準に関すること
- 運営規定に関すること
- 各種マニュアル等の整備
- サービス提供に関する一連の流れ
- 介護給付費に関する書類
事前書類などを確認しながら、自社でのやり方をお伝えする形となりました。
果たして結果は…
大きな問題もなく無事実地指導を終えることができました。
その中でご指摘頂いた点もありましたが(マニュアル完備だけでなく、社内における委員会の設置やBCPの作成など)、あとはこれらを今後に向けて追加もしくは修正していく形となります。
その場でご指摘された内容は書面で提示頂けるので、振り返りもしやすかったです。
今回の実地指導を通して、改めて自社の形を再検討すると共に、スタッフが働きやすい環境作り、そのためのマニュアルやシステム構築などの重要性を感じることができました。
今回得た経験を、次の都島区でオープンする2店舗目にも活かしながら、よりよい職場作りを目指していきたいと思います。
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