先日実施した理学療法学科の学生への企業説明会!
そこにご参加頂いた学生に対してオンラインを用いた施設見学会を実施しました。
当日はデイサービスアルモに興味を持ってくださった学生7名が参加してくれました。
コロナもありこのような形での開催となりました。
実際のリハビリ場面を配信しながら、デイサービスの中で療法士がどういった立ち位置で、ご利用者様に接しているか?
その際に何を気をつけ、療法士の強みをどう生かしているかといったアルモ独自の関わりポイントもお伝えしました。
なかなか画面越しでの実況中継のような説明だったので、伝わりにくい部分はあったかもですが、学生の皆様は熱心にデイサービスでのリハビリの様子をみてくれていました。
質問や感想の中でも、集団で実施することのメリットにも注目してもらい、ここがまさにデイサービスと病院では大きく違ったリハビリの特色がある部分としてお伝えできたのではないかなと!
そもそも、なぜ立ち上げ直後のデイサービスアルモがこのような取り組みを積極的に行っているのか?
今後デイサービスアルモでは積極的な療法士の新卒採用を視野にいれています。
その理由に療法士のより早期からの療法士としてのスタッフ育成が挙げられます。
PT・OT養成校の学生は学校卒業後の進路に『病院』という選択肢を選ぶことが非常に多くあります。
それに対して新卒からデイサービスに勤務するケースは非常に少ないのが実際です。
病院就職に関してはたくさんのメリットやリスク管理、リハビリ業務を覚えることに関して多くの学びが得られるのですが、その反面病院勤務を経験後、地域に出るとそことのギャップに戸惑うことがあるのも事実です。
特にデイサービス内ではマンツーマンでのリハビリテーションを提供する時間は病院勤務(特に回復期病院などのケースと比べ)と比べると格段に減少することが考えられます。
実際の歩行特化型デイサービスアルモ中津が実践しているリハビリ内容やプログラムのポイントはこちらから!
つまりデイサービス内では個々の利用者様をより客観的に評価・分析する時間などがすごく短くなってしまい、またご利用者様の利用頻度もあり、毎日の身体変化もみれることもできません。
そのため集団運動などを通して、多くの利用者様から個別の問題点やニーズの把握、それらに合わせたリハビリプログラムを効率的に構築していくことが非常に重要となってきます。
こういった能力は病院の中で培ったものとはまた大きく異なり、その現場を経験するからこそみえてくる実際の課題感や改善するために必要なフィードバックの仕方(PDCAサイクルの構築)があると思っています。
集団でのリハビリの部分をより早い時期から経験し、その中でそこのスキルに特化した療法士になることも、今後のアルモが実践する形のデイサービスでは求められるスキルになってきます。
今後はここをしっかりスタッフ育成の面でも強化していきながら、新卒や経験の浅い療法士(もちろん習熟者も)でもデイサービスで働くことの楽しさや面白さ、その中でのリハビリデイの強みを作っていける施設作りを目指していきたいと思っています。
弊社の取り組みに少しでも興味を持たれた方は、是非施設見学や採用面接にもお越しください!