歩行特化型デイサービス

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フレイル予防についてデイサービスでできることとは?

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約4分

皆様、こんにちは!

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石黒
11月よりデイサービスアルモの理学療法士として働くことになった石黒です!

今回は、ニュースや雑誌等で度々取り上げられる「フレイル」について解説していきたいと思います。

この記事でわかること
  • フレイルについて理解できる
  • フレイル予防として個人がすべきことがわかる
  • フレイル予防として地域がすべきことがわかる
何が求められる?

フレイルとは?

そもそもフレイルとはなんでしょうか?

フレイルの由来は海外の老年医学の分野で使用されている英語の「Frailty(フレイルティ)」とされています。

日本語に訳すと「虚弱」「老衰」等を意味します。

簡単に言うと、具体的な怪我や疾患になってはいないけど、元気や体力がなくなってきて家に閉じこもりになる状態のことです。

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石黒
健康な状態と介護度がついた状態の間の状態とも言えますね。

フレイルの基準

「認知症施策の推進」として、大阪市が掲げている個別の施策は4つあります。

具体的な基準もあります。

上記の5項目のうち3項目以上当てはまればフレイル1.2個当てはまればプレフレイルとされています。

その他にも、日本の国立長寿医療研究センターで出されているフレイル評価基準では具体的な数値も出ています。

具体的な数値があるとわかりやすいですが、自宅などで実際に測定するのはなかなか難しいです。

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石黒
そこでもう少しわかりやすいように日常生活に絡めて考えてみましょう!

歩行速度については、信号が青になって渡り始めで青の間に渡り切れるかどうかを判断基準にしてみると良いと思います。

握力については一概には判断できませんが、ペットボトルのキャップが開けづらくなったと感じる場合、握力低下が原因となっている可能性があります。

他にも25個の質問に「はい」・「いいえ」で答えてその結果で判定するフレイルのチェックリスト等もあります。

参考資料:厚生労働省作成フレイルチェックリスト

フレイル予防を行う必要性

ではこのフレイルですが、なぜ予防する必要があるのでしょうか?

フレイルになると単に身体機能が低下するだけでなく、「お出かけする」「誰かに会いにいく」といった意欲が低下し、家に閉じこもりがちになることが多くなります。

そうすると、体力や筋力は低下し、転びやすくなります。

また、頭を使う頻度も減るので認知症になりやすくなります。

こうした悪循環に陥り、一気に能力が落ちやすくなるのです。

そのため、悪循環に陥る前に予防していく、フレイルになっても悪化しないように元の状態に戻すことが重要になってくるのです。

フレイル予防で大事なこと

予防のために必要なこととして「外出する機会を作る」ことが大事になると考えています。

しかし、目的がないとなかなか外出する気にもなりませんよね…。

そこで必要になるのが地域の役割になるのです。

では、地域の役割としては何が大事になるのか?

そこに我々の関わりが大事になってくると考えています。

デイサービスアルモの地域活動

僕自身が大事だと思うのは、人との関わりを持つことが、目的に繋がりやすいと感じています。

〇〇さんに会いたいから今日はあそこにいく!

■■さんと今日はどこどこにいく約束をしている

など、人々が交流できる場を地域の中で作っていくことが結果的にフレイル予防になるのです。

「あそこに行けば知り合いができる」・「〜さんに会うためにまた行こう」

と、思えるような場所作りを地域で行うことが今後さらに重要になりそうですね。

デイサービスアルモでもこのような場づくりを目指していきます!

そのために何ができるのか?地域の取り組みとして理学療法士の強みをどう活かしていくべきか?

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石黒
まだまだ考えることが山ほどありそうですが、今からワクワクしております!

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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