先日知り合いのPTからの紹介で、起業家PTと教員PTによる飲み会を実施しました。
理学療法士という資格を持ちながら、病院という枠を飛び越え
起業家と学校教員
と全く違った対象者をみて、別々の道を歩んでる方々の会話はとても面白い内容ばかりで、それぞれの視点から多くのことを学ぶことができました。
色々な話が飛び交った中でやはりその中心になったのが、
理学療法士のこれからの将来像です。
これからPTになる子や、PTになった人たちが今後どう働くのか?は教員の方々もすごく気にされていました。
僕自身は起業家でありながら、デイサービスという地域事業を通して理学療法士がこれからどういったキャリアを歩み、
その中でどう成長したり、どう新しいチャレンジをしていけるかを考える一方で、
理学療法士を目指す学生たちに教員が現状どういったリアルな未来を見せれるのか?
実は交わってるようで交わってなかった部分も多くあることがわかりました。
我々現場人間が教員のことを知らない一方で、教員も病院以外の働く環境や状況をそこまで知らないのも当然で、
中でもデイサービスって高齢者さんが集まってお話し(ちょっとだけ運動するところ)したり、
レクで遊んだり、座ってる時間が長くレスパイトに近い場所といった偏見はあるような印象を受けました!
だからこそ、もっとデイサービスのリアルを伝えていきたい!とも同時に思いました。
先日開催されたイベントもまさにその一つ!
また別日でもデイサービスに実習にいった学生と話す機会があり、その中でもデイサービスで働く理学療法士のリアルな姿や仕事に対する姿勢をみて、
あそこで働きたい・あんな理学療法士になりたい
といった感想を全く聞くことができませんでした。
今でこそリハビリ特化型デイサービスの数は多くあるものの、蓋を開ければまだまだデイサービスに理学療法士が配置されている施設は少なく、あったとしても施設の中で理学療法士が、
- どんなサービスを提供し
- どういったマネジメントをしながら
- 今後どんな働き方の可能性があって
- これからどんなキャリアを歩んでいくのか
が、やはりイメージされていないのが現場のリアルだと思います。
だからこそ、アルモはデイサービスに療法士の配置が当たり前になることを作っていきたいし、
そこから派生する様々なキャリアアップの可能性をみせていくことが一つの大きな目標でもあります。
だけどそれをリアルに伝えられるのは紛れもなく、現場の最前線でそこに向き合ってる理学療法士じゃないと難しいと思っています。
だからこそアルモでも今後はもっと積極的に学生の実習受け入れや新卒採用なども取り入れながら、
今後デイサービスの中で理学療法士としてのスキルを活かしながら、
地域リハビリを通して『まちづくり』などを担っていける、
そしてそういったキャリアアップをしていける世界をみせていく必要があるとも思いました。
実習相談はもちろんのこと、現在起業家としてデイサービスを2店舗経営してるからこそ、
療法士としての地域での働き方の一側面は講義などでもお伝えできるはず!
もしこのような話を聞きたい養成校などがあれば是非直接ご連絡ください!