歩行特化型デイサービス

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歩行分析ツールの『トルト』とは?歩行改善を目指すアルモの取り組み!

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約5分

人生において『自分の足で歩ける』ということは、その方のQOL(Quality of Life(クオリティ・オブ・ライフ))を高める上で非常に重要な要素となります。

大阪市北区にあるデイサービスアルモ中津ではこの歩くといった行為の獲得を目指した施設作りを目指しています。

歩くにこだわった施設作り

デイサービスにくる目的のひとつに「歩きにくくなった」「転倒しやすくなった」といった歩行能力の改善を目指したいといった依頼をここ最近はいただくことが増えてきました。

もちろんご利用者様自身の歩きやすくなったという感覚も大事ですが、この歩きやすさを紐解くことも、歩行能力を改善する上では重要になります。

そこでデイサービスアルモ中津では、ご利用者様の歩行能力を療法士の主観的評価だけでなく、複数の指標を用いて『歩く能力』を可視化しています。

その際に使用しているのが株式会社エクサウィザーズが提供する歩行分析AIの『トルト』になります。

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管理者:中上
そもそも『トルト』って何?という方が非常に多いと思います。

今回はこの歩行分析AIの『トルト』についてご紹介していきます。

歩行分析AI『トルト』とは?

歩行分析AI『トルト』

トルトはスマホやタブレッドなどでその方の歩行の様子を動画で「撮る」だけで、簡単に歩行分析が行える代物です。

その特徴のひとつに歩行分析を得意とする機能訓練の専門家である理学療法士の視点や論文などの知見を基に開発されたAIによって、歩行を大きく4つの指標に分けて特に歩行能力における転倒リスクを解析していきます。

操作も簡単で専用機材やセンサーなども身に着ける必要はありません。

またその方の歩行能力に応じて歩行器や杖などの補助具を使用した状態でも解析可能で、ご利用者様の負担が少ないのも大きな特徴のひとつです。

歩行解析までの手順

STEP1
歩行動画を撮影

三脚などで固定したスマホやタブレッドで5mの歩行路を歩いている動画を撮影

STEP2
ブラウザ上で動画をアップロード

PCなどのブラウザ上に必要事項を入力し、撮影した動画をアップロード

STEP3
動画解析

2分程度で動画解析が完了し、解析結果や撮影した歩行動画を閲覧可能

STEP4
解析結果を自動でPDF化

ご利用者様や家族様、ケアマネへ解析結果の共有が可能なPDFデータを抽出

実際のトルト測定の様子

動画撮影の約2分後には独自のAIが解析結果をわかりやすくコミュニケーションシートにして出力してくれます。

トルトで出力されコミュニケーションシート

それらの結果から転倒リスクを抽出するだけでなく、歩き方の分析結果や歩行に必要な足の筋力をつけるためのトレーニングメニューなども結果として示してくれます。

そのため、ご利用者様に必要な自主トレや運動などをリハビリ専門職がいなくても提示できるといったメリットもあります。

デイサービスアルモ中津では療法士が常駐するため、これらのデータを特に体験利用時に使用しています。

運動前後の比較として『トルト』を測定し、その中での問題点や課題、今後生じる可能性のある将来的なリスクなどをお伝えすることで、より運動の重要性や運動効果を伝えるツールとして活用しています。

その甲斐もあって、トルト導入が地域における歩行特化型デイサービスのブランディングに寄与し、8割近い方が弊社デイサービスを体験後、契約に至っております。

デイサービスアルモ中津の開設6ヶ月後のデータ

こちらのデイサービスのブランディングに関しては、下記トルト主催のセミナーでもより詳しくお伝えさせてもらっております。

では、このトルトによって実際にどんなデータを出すことができるのかについて、次でまとめていきたいと思います。

トルトで抽出する4つの歩くための指標!

歩く能力といってもそこにはさまざまな要因が関係してきます。

例えば、歩くスピードが落ちて遠くまでいけなくなったや、左右にふらついて支えがないと不安、脳卒中後の片麻痺などでは左右の足での体重差のバランスが悪くなったり、一定のリズムで歩けず話しかけると立ち止まってしまうといった問題が生じてきます。

そこでトルトでは、撮影した歩行動画をもとに4つの指標で歩行能力を解析しています。

トルトで計測可能な4つの指標

歩行における最も大きな阻害因子は転倒にあります。

多くの論文などで歩行時の転倒と上記4つの指標の関係性は報告されており、これらの細かい数値的な指標は療法士の主観だけでは判断しにくいのが実際です。

これらを4つの指標をもとに総合的に転倒リスクがどのレベルにあるのかを経過を追ってみることができるのもトルトの特徴になります。

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管理者:中上
今後これらの歩行に関する4つの指標についてもより詳細にまとめていきたいと思います。

今回はデイサービスアルモが導入する歩行分析AIのトルトについて解説していきました。

これらのデータをご利用者様やご家族様、ケアマネジャーと共有・フィードバックすることで、その方の目標共有やリハビリに対する効果などをより客観的に判断することが可能となっています。

デイサービスアルモ中津ではこの歩く能力の改善に向けて、引き続き取り組んでまいります。

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